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新潮社青花の会

古道具もの語り

目白「古道具坂田」店主 坂田和實氏によって2014年から2019年まで東海道新幹線の車内誌に連載された随筆を、大判の図版とともにまとめた特装本。遺著となる本作では、オブジェの撮影に際し配置・背景、構図を自ら提案。分野も世代も国境も越えて多くの人々の心を照らし、骨董・工芸界にとどまらず現代日本の生活文化に大きな功績を残された氏の、かろやかで芯のある目線を堪能できる。

もし若い頃にこの紙に出会っていたら、そのなんともない美しさに気づかず、見過していたことでしょう。私もようやく大人になって、やっと自分の好きなモノ、寄り添って生活を共にすることができるモノが解るようになってきたのかもしれません(本文より抜粋)

坂田和實(さかた かずみ)|1945−2022
骨董商。東京・目白「古道具坂田」(1973-2020)店主。国内のみならず欧州・アフリカ・朝鮮・南米諸国の品を扱う。1994年、千葉・長南町「museum as it is」創立。2012年、渋谷・松濤美術館にて「古道具、その行き先−坂田和實の40年」展開催。著書に『ひとりよがりのものさし』、共著『骨董の眼利きがえらぶ−ふだんづかいの器』、『日本民藝館へいこう』等。

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古道具もの語り

Material
麻布張り上製本|函有|カラー64ページ|A4判横
Price
¥8,800 税込
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